写真展とDM(DMの写真の選び方)

写真展のお知らせを、ハガキで知らせるのがDMです。
写真展をする作家や、ギャラリーがDMに載せる写真をだいたい一枚決めるわけですが、今回はそのDMに載せる写真の選び方を、僕の実感から書いてみたいと思います。


まず、第一に、写真展で展示する写真の中から選ぶこと。
当たり前ですが、DMの写真を見て、その写真展を見に行くか決める人が多いので、見に行ったらその写真が無いというのでは、話になりません。


二番目に、一番良い写真にしないこと。
これはけっこうやっちゃってる人が多い気がします。
写真展で飾る写真の中にも、自分の中で良し悪しがあって、一番良いのをDMにしてしまうと、見に来た人ががっかりします。
「DMの写真を見ただけでいいじゃねえか」と思ってしまうわけです。
まあ、写真のなにを良しとするかは人によって違うわけではありますが、自分の基準でも、DMの写真よりも良い写真が何枚かあるようにした方がいいと思います。
簡単に言うと、アイドルの写真集で、表紙が一番ギリギリ限界ショットだと買ってもがっかりだということですね。
ただ売るためだけなら、そういうのもありでしょうけど。


三番目には、その写真展の内容を表すような写真を選ぶこと。
例えば、誰か人を追ったドキュメンタリーの写真展でも、クッション的に空とか、雲とか風景を入れたりすることはあると思いますが、何か狙いがあるのでなければ、そのクッションの写真をDMにするのは止したほうがいいでしょう。
どんな写真展か分からなくなるばかりでなく、DMのような写真を期待して見に来てくれた人を裏切ることにもなります。


DMの写真の選び方としては、そんな感じでしょうか。


封筒に入れて送るのであれば、DMと一緒にハガキサイズに写真をプリントして入れるという方法もあります。
僕はオリジナルのポケットティッシュを発注して送ったりもしたことがそういえばありました。


あと、届いたDMの写真が気になった場合、作家名で検索してみる人も少なからず居ると思うので、サイトをやっている人は、自分の名前でヤフー、グーグルで一位に検索されるようにしておいたほうがいいですね。
よくある名前だとちょっと大変ですが、、、。
田村俊介は、准教授の中古文学者の方を始め、かなりたくさん検索すると出て来ます。
このまえヤフーの一位からどがっと下がっていて焦りましたが、なんとか戻りました。
簡単な検索順位の上げ方も、気が向いたら書いてみようかとも思います。