ストックフォト

「写真家 収入」で検索してくる人が意外に多いので、ストックフォトについて少し。
写真家としての収入っていうと、作品が売れたり、雑誌に載ったり、写真集が売れたりっていうのくらいしか無いと思うんだけど、例えば個展が決まったら、アサヒカメラの裏に書いてある電話番号に電話して、「今度写真展やるのですが、写真を見ていただけないでしょうか?」と言いましょう。
「作品を載せてくれ」という意味に受け取ってくれます。
そして見せに行くと、作品を預けることになります。
そして会議を経て、作品が掲載されるか決まります。
写真展の開催される三ヶ月前には持ち込んだ方がいいです。
でも写真展が終っちゃってからも掲載されないことも無いようですが。
アサヒカメラが駄目でも、日本カメラに電話してみましょう。
あとは、デジカメだったらデジタルカメラマガジンとか。
お洒落な写真だったらスタジオボイスとか。
自分の好きな雑誌に写真を持って行ってみましょう。


あ、ストックフォトの話だった。
ストックフォトっていうのは、写真を預けておいて、使いたい人が使用料を払って使って、預けてた人はお金をもらうっていう仕組みで、僕の知ってる人はポジを預けておくだけで、年間100万円近くは入ってくるみたいなことを言ってた気がします。
でもちょいちょい入れ替えたりするのも大事らしく、ちゃんとやろうとしたらけっこう大変らしいですが。
作曲者がカラオケで印税が毎年入ってくるような感じ?
まあでもやっぱり商業的な写真が売れるのであって、写真家としての収入とはちがうんだけど。
そして今はやっぱりデジタルの時代。
面白いストックフォトサービスがあります。
http://pixta.jp/
と思ったらクリエーターインタビューに大和田さんだ。
写真がうまくて、商業的なのが撮れるとか、カメラマンでいろんなとこに行ってハネポジ的なのがいっぱいあるとかいう人は、クリエーター登録しておけば、いくらかは稼げるかも。
それよりも海外のストックフォトに登録して、日本っぽい写真をガンガンアップすればけっこう稼げると思う。
でもpixtaで面白いと思ったのは、フォトリクエスト。
こんな写真がいくらで欲しい!っていうリクエストにクリエーターが答えて、選ばれたらお金がもらえる。
5万円以上のとかけっこうあって、自信のある人は週刊誌とかでカメラマンやるより効率いいかも。
例えば、「残業をイメージする写真」↓
http://pixta.jp/request/requestendlist/?rm=photo&req_no=114
この中から選ばれたら2万円。
良いのがなければ選ばれないらしいけど。
でもちょっと見てみたら、応募数が多いのでも数人がたくさん応募してるだけだったりで、けっこう狙い目かもなあ。
例えば雑誌とか、締め切りが近そうだったり、必要度が高そうだったら、誰も選ばないっていうのはほとんど無いだろうから、うまい人が本気でやればかなりの確立でゲットできそう。


これはぜひみんなに教えようっと。