各地の震災による写真の修復ボランティアについてまとめ

東日本大震災により写真が津波とかでひどいことになっているそうです。

思い出のアルバムの中の記念写真は大切な物。

今回はデジカメデータではなく、紙焼き(プリント)の写真の復元のボランティアについてまとめてみました。


傷んでしまった手持ちの写真を修復してもらいたい人はこちら
あなたの思い出まもり隊
http://js-ss.org/news/information/entry-67.html

着払いで写真を送ると修復して送り返してもらえます。


あなたの思い出まもり隊の活動を資金支援する場合はこちらをご覧下さい。
http://js-ss.org/news/information/entry-78.html


また、日本社会情報学会(JSIS-BJK)災害情報支援チームは、持ち主不明の12万枚の写真を洗浄、修復、持ち主を探して届けるという活動をしておられます。


自分が直接汚れた写真の洗浄や複写、スキャン、レタッチなどのボランティアに参加したい方は、JSIS-BJKのサイトをご覧下さい。
http://jsis-bjk.cocolog-nifty.com/


また、個人でも「思い出復元プロジェクト」をしている方もいます。
http://www.23degrees.net/tools/archives/100-unknown.html


サイズはA4までで、3枚まで。送料と返却用の80円切手のみ必要になります。


スキャナを持っているなら、写真が退色(色あせた)したり、ちょっとした傷くらいなら自分でも修復可能です。
エプソンであれば退色復元機能、キヤノンなら褪色補正というのがあります。
うまくできなくても、カビとか生えてくる前にとにかくスキャンしておくことをオススメします。

エプソンのGT-X970などに搭載されているDIGITAL ICEという機能は、紙焼き写真の折れ目、裂け目も高精度に自動除去してくれます。
http://www.epson.jp/products/colorio/scanner/gtx970/digitalice.htm

キヤノンでもごみ傷低減という機能があると思います。

古いスキャナだとダメかもしれません。
お手持ちの機種をご確認ください。


PhotoshopCS5という画像加工ソフトがあれば、大きなキズやとれない泥なんかがあってもあっという間に消すことができます。
コンテンツに応じた塗りってやつで。
体験番をダウンロードしてみてもいいと思います。
廉価版のフォトショップエレメンツ9でも同機能が使用可能です。

追記
フォトサルベージの輪というボランティア団体
http://www.photosalvage.net/

こちらでも、ボランティアを募集しています。
フォトショップが得意な人は、ネット経由で写真データをやりとりしてのお手伝いができるようです。


さらに追記
その他にも多くの団体が写真の洗浄作業を行っています。
ツイッターを検索すると最新情報に簡単にアクセスできます。
こんな感じ。


フォトショップも使えないし、現地にも行けない…という方は、
ハートプロジェクトに参加するという方法もあります。
被災地から郵送されたアルバムを洗浄するボランティアです。

東京都目黒区祐天寺のフォトタカノスタジオプラス
http://takanoinfo.exblog.jp/

静岡県袋井市のすずやカメラ
http://suzuya.hamazo.tv/

新たな洗浄所となる、人材と場所も募集されています。


さらにさらに追記(2011/06/20)
東北カラーデュープ株式会社さんで、傷んだ写真の無償修復が再開されました。
8月末日まで一人2点まで無料で修復してもらえます。
http://www.t-c-d.co.jp/