醤油ラーメンと単語

この前、あるラーメン屋さんで食べた醤油ラーメンが、おいしかった。
多分僕が食べた醤油ラーメンの中では一番好きかも。

でも、僕は醤油ラーメンよりも、とんこつの醤油ラーメンが好き。
一番レベルの高い醤油ラーメンより、中の下くらいの豚骨醤油ラーメンの方が上位なわけです。

それで思ったのが、「写真」は醤油ラーメンなんじゃないかと。
だとすると、「動画」が豚骨醤油ラーメンになるんだけど。

何を持って「うまい・おいしい」とするかはいろいろあるだろうけど、
単純に「心動かされるか」で考えるとけっこうスッキリいく。

それは、当然情報量による差だと思う。
っていうと、小説より漫画の方が良くて、漫画よりアニメの方が良いってことになりかねないけど、そこはやっぱり行間から伝わるものや、受け手側からのアプローチがあるから、その分小説が上回ることも多い。

じゃあ写真は「小説」か?って言うと、僕は「単語」だと思う。
いくつか修飾語は付けられるかもしれないけど、どうしたって「体言止め」。

写真一枚見て、泣くことはほとんど無いけど、
映画ではよく泣いてしまう。ラブリーボーン見て泣いたもの。

小説でも素晴らしいものには涙が出る。


だから、写真は「単語」。
たまに写真展とか見ると、ただ単語が羅列してあっても、「はあ、そうですか…」としか思わない。

単語にすばらしい修飾語をたくさん付けるのは難しいけど、映像なら写真ほど難しくないんだよね。

っていう今年最初のエントリー。