「カメラマン余裕」

これは、僕が吉祥寺のパルコの地下の本屋さんで、
大量に陳列されている雑誌を見て思ったことです。

こんなに本がたくさん出版されてて、しかもそのほとんどに写真がたくさん載ってるなあ。
しかもWEBとかの方が最近は多いだろうし、普通にやってればカメラマンが仕事に困ることはなさそうだなあ。

と、カメラマンをやっていない僕は、のんきにもそう思ったわけです。

でも、カメラマンやってる先輩に、そんな話をしたら、どうも近頃は、単価が下がっているとのこと。
まあ、仕事が減っているとは聞いてはいましたが、ギャラまで、、、。

でも、仕事に困ることがなさそうっていうのは思います。
ギャラがどうこうはわかりませんが。
あと、継続して仕事がくるかどうかとか、その後単価のいい仕事に移行していけるかとかもわかりません。

でも、ちゃんと戦略的にやればやってけると思います。
そして、戦略的にやってないカメラマンってけっこう多いと思うんですよね、、、。

だってそんなの専門学校ではまったく教わらなかったもの。

営業をいっさいしたことのないっていう先輩もいるくらい。

最近読書をしていると書きましたが、マーケティングの本なんかも読んでて、前から、カメラマンはマーケティングの勉強をすれば、仕事とか増やせるよなあって思ってたんです。

そして、最近読んだ本が、マーケティングを人生に取り入れる考え方っていうか、なんか読みやすくてわかりやすかったので、若手カメラマンの人がもしこのブログを読んでくれてたら、おすすめしようかと思ったわけです。

それがこの本。

白いネコは何をくれた?

中身を紹介すると、

「戦場」どこで、誰と戦っているのか?
「独自資源」自分は誰か? 自分らしさとは何か?
「強み・差別化」自分にしかできないことは何か?
「顧客」自分は誰と共にいたいのか?
「メッセージ」自分は誰だと世の中に宣言するのか?

っていう戦略を、ストーリーで教えてくれるんだけど、

特に三つの差別化軸のとことか、けっこういいかも。

手軽軸・商品軸・密着軸。
安い・速いの吉野家方式か、高い・高品質の高級レストランか、「いつもの」で料理が出てくる定食屋か。

広告カメラマンとかは、マーケティングとか取り入れてるんだろうけど、普通の若手雑誌カメラマンでちゃんと考えて取り入れてる人って、多分あんまり居ないと思うんですよね。