沖縄日記

12月30日
沖縄へ。
ヤフーの乗換情報で調べて、親父にメモまで渡すも、僕より一本早いモノレール(多摩モノレールね)に乗って行きました。空港までは家から一時間半はかかるので、当然快特とかに乗った方が早いです。僕の方が親父より早く空港に着くかなと思ったけれど、結局同じ電車で到着しました。 親父が言うには、ゆとりを持って行動をしたいということらしいけれど、どうもなんか本末転倒な気がします。飛行機の中では、親父はしきりに隣の女性に話しかけていました。「そうですよね。」と、その女性は100回は言っていました。とてもいい人でした。
今回の沖縄の目的は兄貴夫婦に生まれた赤ん坊に会いに行くことです。姪っ子。生後一ヶ月くらい。兄貴に空港に車で迎えに来てもらって、家に着いてさっそく姪と御対面。親父からすれば初孫です。ごっさ可愛いです。僕に似ています。ちっさいです。
子供のころは、自分は子供で、大人になったら自分は大人の自分になるんだと思っていました。でも最近はそうではないということがわかってきました。自分はずっと自分で、それが子供になっていたり、大人になっていたりするんだということ。子供の自分も大人の自分も同じっていうか、みんな同じまんま結婚したり、子供を産んだり育てたりしてるってこと。昔から、今の自分にできることは小学生の時の自分でも出来ると思っていて、それとも繋がってる話だと思うんだけど、文章ではうまく書けて無いですね。なんていうか、大人ってなんでも知ってるみたいに思ってたとこもあると思うんですけど、ようするにみんな何も知らないままステップアップしていくっていうか、まあ僕の文章が解りづらいのは置いといて、文章がわかったとしても、わかっている人には伝わるし、まだ分かっていない人には決して伝わらない話なんですけど、僕らくらいの世代とかで解って来る話だと思うんですけど、ようするに僕らより上の世代の人たちも感じてきたことだと思うんだけど、なんていうかまあいいや。

なんていうか赤ちゃんを抱いていると、幸せな気持ちになりますね。この子が大きくなって、「東京の大学を受験するから叔父さんちに泊めて。」とかあるんだろうかとか。

12月31日
兄貴のお嫁さんの実家で、沖縄そばをごちそうになりました。沖縄そばは肉とスープと麺を一緒に食べるととてもおいしいですね。
年越しは、兄貴となんか祭り?に向かう車の中でした。祭りは槍のついた大きな重い旗を男が順番に1人で上下に持ち上げるもので、まわりでは太鼓や鐘をならし、爆竹が足下ではじけています。何が何だか解らないまま、僕と兄貴も旗を持たせてもらいました。

1月1日
成田山というところへ初詣に行きました。兄貴が僕にお守りを買うか聞いたので、僕が「いいや」と言うと、おばさんが後ろから話しかけて来ました。高いものじゃないよと。そのおばさんがお寺の人に、住職を呼んでもらって、五分お待ち下さい、と言われていたのを見ていたので、まあなんか特別な人だろうとは思っていたのですが、どうも霊感のある人のようで、おばさんは、知らないおばさんが突然ごめんねと言いながら、あなたはどうしようかこうしようかと悩むところがある、内に込めてしまうところがあるから、出すようにした方がいいとか、特に車関係に気を付けた方がいいとか、(今調べたら交通安全祈願で人気の寺院だったみたいです)だからお守りは高いものじゃないから買った方がいいよと言いながら、住職が来るまで時間が少しあるからと、数珠をとりだして、僕の背中でなんか多分厄をはらってくれました。さすがにそこまでされたらお守りを買わなくてはと思い、並んでいると、またそのおばさんが「今虹が出ているから。」と、外へ出ると、空に虹が出ていました。あなたは目指すところがあるみたいだから、この虹を見て、よし、頑張ろうと努力すれば、今年は良い年になりますよ。と。僕に背中から、虹のエネルギーを入れてくれました。(多分)

後で兄貴が言うには、沖縄のそういう人たちを「ユタ」と言うそうで、けっこう居るみたいです。
まあようするに僕がそうとうやばい感じだったからそのおばさんもわざわざ話しかけてきたんだろうなと思います。僕はもともと車にはとても注意していて、どのくらい注意しているかというと、事故を起こさないために免許をとっていないくらいです。車を運転するということは、何千分の一の「人をひき殺す」という紙が入った箱からくじを引くということを意味しているということを、みんなは本当に理解して車を運転しているのだろうかと、はなはだ疑問に思っています。運転しないからといって、安心かというともちろんそうではなくて、当然ひかれる可能性はあるし、今年はより注意すると思います。おばさんのおかげで、今年はすごく気をつけるので、僕の事故に合う確率は確かに下がったに違いありません。
僕がお守りを買うのが嫌だったのは、坊主丸儲けじゃないけれど、ぜいたくしているお坊さんのことを思い、なんか嫌だなあというのと、(もちろん成田山のお坊さんがぜいたくしているかは知りませんが)お守りに縛られてしまうのが嫌だというのがあってのことです。例えば、お守りをリュックにいつも入れているとして、いつもと違うカバンで出かけて、お守りを持っていないことに気がつき、そのせいで不安になったり、落ち着かなくなったりするのがとても嫌だし、カバンを変える度に、お守りを移すことに気をとられ過ぎてしまうのも嫌です。
でも、車に気を付けようと思った。そういう気持ちが大事なんだと思います。

1月2日
ホームセンターに行って、兄貴のお世話になっている先生の家に挨拶に行きました。とても広い部屋で、テレビも大きな液晶。親父は露骨に感動していました。奥さんはとても綺麗で、元気なお子さん三姉妹もとても可愛くて、なんかとってもよかったです。先生はいつもよりも家庭の優しい顔をしていたそうです。やっぱり兄弟は多い方がにぎやかでいいですね。

1月3日
東京へ。羽田に着くと、親父は「少し休んでから帰るから先に帰れ」と、羽田で親父と解散。ちゃんと帰れるか心配ではありましたが、ちゃんと帰って来ました。これでもう1人で沖縄にも行けるはずだと思います。でもそしたら兄貴が親父の写真撮ってね。


まあようするに今回の沖縄正月編における感想は、姪っ子可愛いなあということです。

1月4日
沖縄でたまった洗濯物を干そうとしたら、洗濯物を干す洗濯バサミがいっぱいついたプラスチックのやつが、真ん中からバキッと折れました。いろいろ探して、イトーヨーカドーにスチール製のいいのがありました。30パーセントオフで、結果的にラッキー。
というポジティブ。