親父入院

この一ヶ月は、人生においてかなり濃い一ヶ月でした。新しい経験がたくさんありました。沖縄での兄貴の結婚式、沖縄から帰ったと思ったら福島のじいちゃんの死。これだけでももちろん濃いのですが、これらの出来事の裏に、親父の癌発覚という出来事が横たわっていました。7月20日に検査入院し、25日に食道癌と正式診断。親父は結婚式があるから誰にも言うなと言いました。僕は本やインターネットで食道癌の情報を集め、それがかなり大変な癌であると知りました。沖縄から帰ったら地元の病院で手術するというので、僕も詳しく先生と話がしたいと、食道癌の知識を詰め、病院へ親父と行きました。集めた情報から、放射線による治療への期待が高まっていたのですが、親父が地元の病院でもまず放射線治療をすると言っていたのに大間違いで、そもそも放射線の設備すらありませんでした。ああ、やっぱり親父に任せてたら死ぬなと思いました。放射線治療の日本で一番進んでいるであろう病院へ行き、たまたま目当ての先生のお話が聞けました。そしてそこと同等の治療の受けられるもう少し家に近い病院での治療ということになりました。手術か放射線か、どちらも一長一短ですが、先生の話を良く聞き、親父も放射線を選びました。放射線の治療は、今はほぼ通院での治療が可能です。食道癌の原因は酒とタバコと言われています。親父はまさしく自業自得で、馬鹿だとしか言い様がありません。今僕は、食道癌についてめちゃめちゃ詳しいので、身近な人が食道癌になったという方は、御一報下されば何かしらのアドバイスができるかもしれません。
っていうかこちらのサイト(http://yamai.org/)をとても参考にさせて頂いています。

安心して任せられる病院で、最善と思われる治療を受けられる段階まで来ましたので、親戚はじめ友人知人、御近所の皆様、さらにはこのサイトをご覧の皆様、親父は大丈夫です。

福島のじいちゃんの死をきっかけに、親父の病気について親戚に公開できました。

今日親父が入院しました。これから本格的に治療が始まります。