笑っていいとも!とか全然嫌いだった

子供の頃は笑っていいともとか、まったく面白く無かった。今は面白い。と言ったらちょっと違うかもしれない。タモリがとてつもなく面白いことをたまにするなあって。タモリは番組を面白くしようとかはあんまり思って無いだろうから、笑っていいとももそんなにいつも面白いわけじゃないんだけど。
別にタモリの話じゃなくて、大人になるにつれて感性が変わってくるっていうか、わかってくるものがあるっていうか、そんな話を。
っていうか、島田紳助の話なんだけど。昔っていうか、かなり最近まで島田紳助のことを面白いと思ったことはほぼ無かったと言っていいと思う。でも最近っていうほどじゃないけど、意識して聞くと、かなり面白いことを言っていると思うようになった。意識しはじめたのは、かなり前だけど、兄貴の本棚にあった松本人志の本に、尊敬する芸人が4人くらい書いてあって、その中に島田紳助の名前があったからだ。ああなるほど、確かにするどく面白いことを言っているなあ。と思ったものだけれど、「面白いことを言っているなあ。」=「面白いあはは」とはならなかった。それがなんでだかはよくわからないけど、面白いことを言っているのに損な人だなあと思ったり。そうしてだんだん、ごく最近は笑えるようにもなってきた。
これが大人になるっていうことなのかなあって思ったり。多分違うけど。

図書館に「夜と霧」を借りに行ったら、新刊も旧刊も貸し出し中で、結局また椎名誠の本を借りてきてしまった。面白い本を読むのは好きなのだけれど、自分好みの本を探すのがめんどくさい。ので、自然と同じ作家の本ばかりを続けて読むという状態になる。椎名誠とその周辺の世界にもっと浸っていたいと思い、「自走式漂流記」という本を借りた。そしたら思いのほか椎名誠、全自作を語るというコーナーがあって、また読みたい本がたくさん。青春三部作の続きの「本の雑誌血風録」という本もでていることを知った。

あーなんかもっと写真のこととか書こうと思ってた気がするんだけど長くなったら忘れた。