ひとつぼ展感想

浅原明広さんは、以前ひとつぼ展で見て、普段僕らが見れない世界の写真で、写真の本質的な面白さを見せてくれるので楽しみにしていました。今回は人物の比重が大きかったので、僕としてはもっと実験とかの方の写真が見たいなと思いました。
http://www-cr.scphys.kyoto-u.ac.jp/member/asahara/
熊田哲郎さんの展示は白い窓みたいになってて、かっちょいいと思いました。
鈴木心さんのグランプリいらないッスみたいな展示は潔いけどちょっともったいないと思いました。
http://shinsuzuki.com/
星一行さんは夜の歌舞伎町に毎日の様に通ってはデジカメで撮ってWEBにアップをしていて、リアルな歌舞伎町って感じで好きです。夜の歌舞伎町を撮っている人たちは沢山いて、僕の知り合いにもいたのですが、ある種のコミュニティのようなものができていると聞いたことがあったような気がします。
http://ikkou.info/

ひとつぼとかって特にそうかもしれないけど、ポエム的な写真というか、感性的な写真と言うか、まあ自分でもあまり考えないで撮ってるからだろうけど、なんとなくいい感じに撮れたりしたものをなんとなく集めて、ポエム的なコメントをつけてできあがりみたいな写真群には正直「ああ、そうですか」としか言えないのはそれ以上でも以下でもないからだろうかと今書いてて思いました。

ひとつぼ展会場のまんなかにファイルが山ほどありますが、その中に僕のファイルもあるので、興味がありましたらどうぞ。23回の写真。
グラフィックの方のファイルをいくつか見たのですが、おもしろいのが沢山ありました。今度時間があったら全部見てみたいと思っています。宝の山です。